番組ポッドキャスト

国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産大学校 名誉教授 須田有輔さんのインタビュー⑦「今心配していること」

今週も、私たちに身近な海の環境「サーフゾーン」について、
国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産大学校 名誉教授 砂浜生態学が専門の須田有輔さんに伺っています。

Ⓒ須田有輔_2

長年、砂浜を研究してきた須田先生が、今、心配している事とは?

Ⓒ須田有輔_サーフゾーン
サーフゾーンとは沖から来た波が、砕けながら岸に達するまでの領域です。

Ⓒ須田有輔_サーフゾーンの利用
サーフゾーンでは、海水浴、釣り、サーフィンなどさまざまな活動が行われます。
Ⓒ須田有輔_砂浜研究のきっかけ:アウターバンクス
アメリカ東岸のアウターバンクスの砂浜を訪ねたことが、その後の砂浜研究のきっかけとなりました。
Ⓒ須田有輔_図書:砂浜海岸の自然と保全

神奈川県の海岸の砂は、黒っぽい鉱石が山から流れてくるため、浜の色は黒いですよね。

しかし、今、日本の海岸では、海外のビーチリゾートをイメーじして、
白い砂を海外から運んで開発をしている所もあるんだそうです。
生物多様性、環境保全が大切だと言われる今。
これからの砂浜の環境にも注目していきたいですね。

🌊私たちの身近な環境「サーフゾーン」ついては、
 須田名誉教授が日本自然保護協会へ寄稿された記事からどうぞ!

・浜を読む① 〜 砂浜という環境の多様性〜
https://www.nacsj.or.jp/2022/07/31384/

・浜を読む② ~サーフゾーンの魚たち~
https://www.nacsj.or.jp/2022/09/31920/

・浜を読む③ 〜 浜辺のプラスチック〜(前編)
https://www.nacsj.or.jp/2022/11/32692/

・浜を読む③ 〜 浜辺のプラスチック〜(後編)
https://www.nacsj.or.jp/2022/11/32728/