国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産大学校 名誉教授 須田有輔さんのインタビュー⑤「海からサーフゾーンにたどり着くもの」
今週も、私たちに身近な海の環境「サーフゾーン」について、
国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産大学校 名誉教授 砂浜生態学が専門の須田有輔さんに伺っています。
本日は海や陸からサーフゾーンにどんなものがたどり着くのか、須田先生に伺いました。
砂浜にゴミが多いという事は、味方を変えれば海から様々なものがやってくるという事でもあります。
例えば砂浜の生態系にとっては大事な栄養源の一つである海藻。
打ち上げられた海藻を餌として利用する生き物もいれば、一時的な隠れ家として利用する生き物もいます。
打ち上がった海藻というのは時々横浜の八景島の方でニュースになったりもしていますが、そのように大量に打ちあがって人々の生活に支障が出るような場合でない限り、海からの贈り物なんだという風に捉えて欲しいと須田先生は考えています。
🌊私たちの身近な環境「サーフゾーン」ついては、
須田名誉教授が日本自然保護協会へ寄稿された記事からどうぞ!
・浜を読む① 〜 砂浜という環境の多様性〜
https://www.nacsj.or.jp/2022/07/31384/
・浜を読む② ~サーフゾーンの魚たち~
https://www.nacsj.or.jp/2022/09/31920/
・浜を読む③ 〜 浜辺のプラスチック〜(前編)
https://www.nacsj.or.jp/2022/11/32692/
・浜を読む③ 〜 浜辺のプラスチック〜(後編)
https://www.nacsj.or.jp/2022/11/32728/
今日のインタビューとあわせて、詳しくは
FMヨコハマ「海を守ろう」特設サイトをご覧ください。
https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/