番組ポッドキャスト

国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産大学校 名誉教授 須田有輔さんのインタビュー④「サーフゾーンを大きく見ると」

今週は、私たちに身近な海の環境「サーフゾーン」について、
国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産大学校 名誉教授 砂浜生態学が専門の須田有輔さんに伺っています。

Ⓒ須田有輔_2

様々な魚たちが暮らす「サーフゾーン」ですが、そのサーフゾーンをもっと広くとらえる必要がある
と須田先生はおっしゃっています。

Ⓒ須田有輔_砂浜の連続性
砂浜の生態系にとって、「サーフゾーン〜浜〜海岸砂丘」のつながりは欠かせません
Ⓒ須田有輔_連続性の断絶
砂浜に作られる道路や構造物は、砂浜生態系のつながり「サーフゾーン〜浜〜海岸砂丘」を絶ってしまいます
Ⓒ須田有輔 須田先生の著書 「海岸と人間の歴史」(訳書)(築地書館)


私たちの身近な海の環境、サーフゾーンから砂浜、そして、本来はあるはずの砂丘。
この一連のつながりが環境を守り、海の生き物、砂浜に住む生き物たちを支えているということなんですね。
さらに、その一連のつながりが、陸からの恵を砂浜に運んでいるということで、
詳しくは、来週月曜日にお届けします。

🌊私たちの身近な環境「サーフゾーン」ついては、
 須田名誉教授が日本自然保護協会へ 寄稿された記事からどうぞ

・浜を読む① 〜 砂浜という環境の多様性〜
https://www.nacsj.or.jp/2022/07/31384/

・浜を読む② ~サーフゾーンの魚たち~
https://www.nacsj.or.jp/2022/09/31920/

・浜を読む③ 〜 浜辺のプラスチック〜(前編)
https://www.nacsj.or.jp/2022/11/32692/

・浜を読む③ 〜 浜辺のプラスチック〜(後編)
https://www.nacsj.or.jp/2022/11/32728/