北里大学海洋生命科学部 環境生物学講座水圏生態学研究室 准教授 三宅裕志先生のインタビュー(4)「ナデシコクラゲが見つかった海底の様子」
今週は、北里大学海洋生命科学部 環境生物学講座水圏生態学研究室 准教授 三宅裕志先生のインタビューをオンエア。
三宅先生の研究チームが、2012年に見つけた「ナデシコクラゲ」。
海ゴミの調査で拾った缶から、採取されたものでしたが、
海底はどんな様子なのか、伺いました。
1127mの海底にポツンと落ちていた空き缶から見つかった「ナデシコクラゲ」
本来ならば、固いものがないと、クラゲの元となるポリプは生きることができないんだそうですが、
砂や泥だけの海の底には、多くの海ゴミがたまっているために、
そこにポリプが付き、クラゲが誕生しているのかもしれないとのことでした。
私たちが普段見ることができない海の底。
そこには、私たちの生活から流れ出たものによって、生態系に影響を与えてしまっているんですね。
北里大学 海洋生命科学部HP
https://www.kitasato-u.ac.jp/mb/index.html
三宅先生の研究室「水圏生態学研究室」
https://www.kitasato-u.ac.jp/mb/study/course/lab/suiken/index.html
最終更新日:2021年5月6日