番組ポッドキャスト

北里大学海洋生命科学部 環境生物学講座水圏生態学研究室 准教授 三宅裕志先生のインタビュー(3)「ナデシコクラゲについて分かっていること」

今週は、北里大学海洋生命科学部 環境生物学講座水圏生態学研究室 准教授 三宅裕志先生のインタビューをオンエア。

Ⓒ三宅裕志


三宅先生の研究チームが、岩手県沖の水深約1100mから拾い上げた缶から発見した「ナデシコクラゲ」。
これまで、アメリカのモントレー水族館での飼育・展示はありましたが、
日本で見つかったのは今回が初めてでした。
深海にいるクラゲとしても貴重な「ナデシコクラゲ」について、
これまでわかっている事について、伺いました。

水深1127mで見つけた空き缶 Ⓒ三宅裕志
クラゲ芽(左)とポリプ(右) Ⓒ三宅裕志
成長したナデシコクラゲ Ⓒ三宅裕志


今展示されている「ナデシコクラゲ」の寿命は、半年くらいだそうですが、
そのもととなる「ポリプ」は、分裂を繰り返すことで寿命がないのではないかということです。
クラゲは、まだまだ謎の多い生き物ですね。

北里大学 海洋生命科学部HP
https://www.kitasato-u.ac.jp/mb/index.html

三宅先生の研究室「水圏生態学研究室」
https://www.kitasato-u.ac.jp/mb/study/course/lab/suiken/index.html