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北里大学海洋生命科学部 環境生物学講座水圏生態学研究室 准教授 三宅裕志先生のインタビュー(5)「世界にいるクラゲの種類について」

今週も、北里大学海洋生命科学部 環境生物学講座水圏生態学研究室 准教授 三宅裕志先生のインタビューをオンエア。


Ⓒ三宅裕志


三宅先生はクラゲの分類などの研究をされていますが、
世界には何種類のクラゲがいるのかをお伺いしました。



Ⓒ三宅裕志


Ⓒ三宅裕志


今わかっているのは世界で約3500種類、
日本では200~250ほどいるそう。
また、名前のついていないクラゲもいてだんだん増えていくのではないかと予想されています。

クラゲは基本的にぶつかると刺す習性だそうで、
触ってしまった場合、「刺胞」というものが付くそうで、
「刺胞」が付いた手で目や粘膜をこすると触った部位に「刺胞」が刺さってしまうため、
刺さった場合は最初に海水で洗い流し、真水でも洗わないようにすることが重要だそうです。
真水で洗うと残った「刺胞」が発射し余計に悪化するためひどい場合は病院へ行くことが大事です。
刺されてしまうと後で、運悪くその免疫機能が暴走していた場合、
アナフィラキシーになる可能性があるため気をつけないといけないです。



Ⓒ三宅裕志


北里大学 海洋生命科学部HP
https://www.kitasato-u.ac.jp/mb/index.html


三宅先生の研究室「水圏生態学研究室」
https://www.kitasato-u.ac.jp/mb/study/course/lab/suiken/index.html