イベントレポート

2022年11月11日金曜日 「海ごみ特別授業」湘南ビジョン研究所xFMヨコハマ!

愛川町立愛川中原中学校 2年生のみなさん!

2022年11月11日金曜日。愛川町にある愛川中原中学校で、「NPO法人湘南ビジョン研究所」と共に
「海ごみ出張授業」を実施してきました。

中学2年生 100名の皆さんと共に、一日、海ごみについて考えるプログラム。
1時間目は「NPO法人湘南ビジョン研究所」理事長の片山清宏さんに、20年間続けてきたビーチクリーン活動から
海洋プラスチックごみの現状についての3択クイズ、さらに海辺の国際環境認証「ブルーフラッグ」について
学びました。愛川中原中学は、宮が瀬ダムから流れ出る中津川、そして、茅ヶ崎に河口を持つ相模川に
はさまれ、丹沢の山々を望む環境にあります。
海から約27キロも離れているだけに、ビーチクリーン活動に参加したことのないみんなでしたが、
今話題の海洋プラスチックごみ、マイクロプラスチックについては、関心も高く、今の海の現状に、
驚きの声も上がっていました。

海洋プラスチックごみについての3択クイズは、全部で5問。
大人でも間違えてしまう内容ではありましたが、最終問題で、たった一人、運をかけて一人移動した男子学生が
見事、全問正解に! 湘南ビジョン研究所が開催している「湘南ビジョン大学」入学許可と、ブルーフラッグの
ピンバッジもゲットしていました!

2時限目 3時限目は、二つのグループに分かれて、「海ごみ問題の解決策を考えるグループワーク」と、
マイクロプラスチックを使っての「モザイクアート制作ワークショップ」に。

パソコン室で実施された「海ごみ問題の解決策を考えるグループワーク」では、1時限目で学んだ
海洋プラスチックごみの現状を踏まえて、自分でできる事、さらに、海洋プラスチックごみを
どうしたら減らせるのかを、一人一人が考え、最後に、グループでまとめて発表。
学生の自由な発想から、驚きの解決法が飛び出すなど、みんな生き生きとグループワークに取り組んでいました。

それぞれ、グループで発表してもらったのち、生徒たちによる投票で上位2つのグループを選び、
4時間目のまとめ授業で、グループのアイデアを披露してもらいました。

また、体育館での「モザイクアート制作ワークショップ」では、グループで1つの文字を、
マイクロプラスチックと自宅から持ってきてもらったプラスチックを使い制作。
色にこだわるグループや、立体的な作品になるグループ、さらには、文字が拡張していくグループなど、
こちらも自由な発想から、素敵なアート作品が誕生しました。

FMヨコハマからは、海に関する情報をお届けしている「守ろう!私たちの綺麗な海」、FMヨコハマ特設サイト「海を守ろう」について。
さらには、
マイクロプラスチックの中には、野外で使われていたプラスチックの洗濯バサミが、紫外線や雨風で劣化して
ボロボロになったものもあるだけに、生活の中でプラスチックから変えられるものの一つとして、
海の環境を考えて作られたアルミ洗濯バサミ「HOSSY」をご紹介させていただきました。

4時限目にすべての文字を張り合わせ、さらに、一人一人が海ごみを減らすアクション宣言を書いた
フラッグを張り付けて、パネルが完成!

午前中いっぱいを使っての「海ごみ出張授業」でしたが、愛川中原中学校 2年生のみんなは、
男女共に話合い協力し合って作業に取り組んでくれました。
学生からの質問には、「湘南ビジョン大学」に参加してみたいという声も上がり、
海への関心がさらに高った4時間となったようです。

NPO法人湘南ビジョン研究所 理事長 片山清宏さん、眞鍋真紀さん、伊藤美保さん、西尾英子さん、ありがとうございました!

愛川中原中学校での「海ごみ出張授業」の様子は、後日、FMヨコハマ「Kiss & Ride」13時45分からの「守ろう!私たちの綺麗な海」でもご紹介します。お楽しみに。

今回中学2年生のみんなが作成したパネルは、昇降口に展示されています。

NPO法人 湘南ビジョン研究所