イベントレポート

10月22日土曜日 海ごみ出張授業! かながわ海岸美化財団 x FMヨコハマ at 湘南ベルマーレひらつかビーチパーク

法政大学 VSPボランティア支援プロジェクトの皆さん

10月22日土曜日。曇り空が広がる平塚にある湘南ベルマーレひらつかビーチを舞台に、
「公益財団法人かながわ海岸美化財団」の柱本健司さんと共に、海ごみ出張授業を実施してきました。
今回参加してくれたのは、法政大学VSPボランティア支援プロジェクトの皆さん!
グループに分かれて、ビーチクリーンからスタート。

初めて会う学生も参加してくれていました。
初めまして・・そんな挨拶を交わしながらビーチクリーンがスタート。
大きな建築現場などで使用するプラスチック製の幕。ケーブルまで絡まっていました。

およそ1時間のビーチクリーン後、それぞれのグループがどんなゴミを拾ってきたのか、
ブルーシートに広げて確認していきます。

思いのほか集まったゴみに、それぞれのグループのゴミを覗いて、こんなものがあったと報告が始まりました。

この日、他にもビーチクリーンをしている団体がいたのにもかかわらず、たくさんのごみを拾うことができました。
平塚の海岸は、すぐ横に相模川の河口があるため、街からのごみが多く流れ着く場所でもあります。

私たちの生活の中にあるものをはじめ、プラスチックの壁やアルミ缶が劣化したもの、
さらには、プラスチックの人形の下半身だけがなぜか二つも・・
狩猟のシーズンに山に放置されてしまう散弾銃の薬莢のプラスチックもありました。
小さくなってしまっているプラスチック。さらに小さなマイクロプラスチックになってしまうと拾いきれない事も実感してくれました。

ビーチクリーンをしながら拾ったペットボトルを片手に、なぜ、海ごみになってしまっているのか、
ペットボトルについて、自動販売機の在り方、ゴミ箱の在り方についても、グループ内で議論が生まれたそうです。
また、他のビーチクリーンをしている団体の方からも、声をかけられたり、
小さな子どもと海に遊びに来ていた親子からも、海ごみを拾ってもらったりと、
様々な交流が生まれていたそうです。

海ごみを拾いながら、かながわ海岸美化財団の柱本さんにゴミについてレクチャーを受けるシーンも。


法政大学VSPボランティア支援プロジェクトの皆さんは、定期的に学校でのゴミ拾い、ペットボトルキャップの回収なども実施しているとのこと。どうしたら、みんながゴミを分別してくれるのかを研究し、実施していきたいともお話してくれました。
遠くは、埼玉の大宮からも来てくれた方もいただけに、海ごみへの関心の高さを改めて感じました!

FMヨコハマからは、海ごみ啓蒙活動番組「守ろう!私たちの綺麗な海」のご紹介。これまでのインタビューを聞く事が出来る特設サイト「海を守ろう」について。さらには、これまでインタビューしてきた海の環境保全に取り組む
10代の活躍などを紹介させていただきました。

今回の様子は、後日、FMヨコハマで月曜~木曜 12時から15時までの生放送番組「Kiss & Ride」内の
「守ろう!私たちの綺麗な海」にて、ご紹介します。お楽しみに。

法政大学 VSPボランティア支援プロジェクトのの皆さん!  ありがとうございました!