東京大学大気海洋研究所 国際・地域連携研究センター 北川貴士准教授のインタビュー⑤「クロマグロの産卵について」
今週も、東京大学大気海洋研究所 国際・地域連携研究センター 北川貴士准教授のインタビュー
をお届けします。
本日はクロマグロの産卵についてお伺いしました。
クロマグロは沖縄や台湾など、近海の太平洋側では産卵をするのだそうです。
沖縄や台湾周辺の海域というのは、本州に比べると水温が少し高い海域になります。
マグロは、実は他の魚と違い水温より高い体温になっているのですが、人間のようにずっと
37度を一定で保っているわけではなく水温と共に変わるもので、水温が上がると体温も
上がってしまうのだそうです。
なので、親にとっては水温の高い過酷な状況での産卵になります。
しかし、生まれてくるこどもというのはまだ必要な体温を保てない為、予め水温の高い
南方で産卵し、こどもが健康に成長するためにしっかり体温を確保させる必要が
あるのだそうです。
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🌊東京大学大気海洋研究所 国際・地域連携研究センター 准教授北川貴士さんの研究について
http://www.icrc.aori.u-tokyo.ac.jp/member/kitagawa.htmlhttp://www.takashik80.com/
🌊北川貴士先生の著書 講談社文庫「マグロはおもしろい~美味のひみつ、生き様のなぞ」
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今日のインタビューとあわせて、詳しくは
FMヨコハマ「海を守ろう」特設サイトをご覧ください。
https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/