国連生物多様性条約第15回締約国会議COP15について 国際自然保護連合日本委員会 副会長 兼 事務局長 道家哲平さんのインタビュー⑤「レッドリストとは」
今週も、国連生物多様性条約第15回締約国会議COP15について、
国際自然保護連合日本委員会 副会長 兼 事務局長 道家哲平さんのインタビューをお届します。
本日は、会期中に発表され話題となったレッドリストについて道家さんに伺いました。
レッドリストとは、IUCN=国際自然保護連合が作成している生き物の絶滅の恐れがあるかどうかを全て調べて掲載している
データベースで、一年に大体1,2回の頻度でその時々に集まった研究者やNGOが調査した結果やそれに基づいた評価、生き物がどれくらい
減少しているか、あるいは減少していない安全な生き物はどれなのか等を一部更新したり追加したりというものになります。
評価できた種、絶滅しそうと評価された種、情報がしっかりある種は15万種になりますが、そのうち絶滅の危機が懸念されているものが4万2000種、だいたい1/4ほどが絶滅の危機にあります。
今回は海の生き物についての評価や結果がかなり集中的に集まったこともあり、海の危機的状況に警告を鳴らす形の評価、結果になったと表現できるとの事でした。
🌊国際自然保護連合 日本委員会(IUCN-J)
http://www.iucn.jp/
🌊IUCN-J道家さんによる 「国連生物多様性条約 第15回締約国会議」リポートは
日本自然保護協会のページから!
https://www.nacsj.or.jp/category/iucn-j/
🌊国際連合広報センター 記事:
COP15:世界の生物多様性の3分の1を保護する「歴史的」合意で閉幕
https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/45990/
今日のインタビューとあわせて、詳しくは
FMヨコハマ「海を守ろう」特設サイトをご覧ください。
https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/