イベントレポート

厚木市立相川小学校で海ごみ出張授業!

厚木市立相川小学校4年生のみんな と かながわ海岸美化財団の中田先生

2023年1月26日 木曜日。厚木市立相川小学校の4年生のお時間をいただき、「海ごみ出張授業」を実施してきました!

今回の海ごみについてお話をしていただいたのは、「公益財団法人 かながわ海岸美化財団」の中田さん。
「かながわ海岸美化財団」は、横須賀市走水海岸から湯河原町湯河原海岸までの約150㎞の自然海岸を、
年間通して清掃する日本で唯一の海岸美化専門の団体です。
中田さんは、環境出前授業『学校キャラバン』として、年間3000人以上の学生に向けて、
テキストブック「なぎさのごみハンドブック」やパネル、スライド等を使って海岸に打ちあがるゴミの現状を
伝えています。

中田さんから、「なぜゴミは落ちているんだろ」という質問に、次々に手を上げて答えてくれた4年生のみんな。

相川小学校は、すぐ横を相模川が流れる場所にあり、4年生のみんなは、これまで学校の周りで生き物や植物、
環境について学びながら、学校の周りや河原に落ちているゴミ拾いもしてきました。
街中よりも河原の方がゴミが多い、思わぬところに大きなゴミが転がっているなど、
河原のごみの現状を見てきた4年生は、中田さんのお話を聞きながら、なぜゴミが落ちているか、
そのゴミが川を通じて海へと流れ出てしまうと回収することは難しくなってしまうなどを学びました。
さらに、海に生きる生き物たちへの影響についても、写真を通じて知ったことで、
これまでニュースなどで聞いていた海洋プラスチックごみについて、より実感した様子でした。

海岸で集められたカラフルなマイクロプラスチックや、様々なごみたち。Ⓒかながわ海岸美化財団


中田さんが教室に持ってきてくれた海岸ゴミの小さくなったカラフルなプラスチックや、
針が付いたままの注射器を見ながら、みんなは驚きの声を上げていました。


FMヨコハマからは、海の情報をお届けしている「守うろ!私たちの綺麗な海」やオリジナルオーディオドラマ、さらには、アルミ製洗濯ばさみの「HOSSY」を紹介しました。

相川小学校4年生のみんなは、これまでのごみ拾い活動を通して、自らポイ捨てを減らしたいと、
様々なアクションを起こしていると聞いて、グループごとにインタビューも実施!
グループ内で誰がどの質問にこたえるのかなど、事前に考え、突然聞かれた質問にも、パッと答えてくれたりと、
普段からポイ捨てを減らしたいと考えているのがよく分かりました。
それぞれ、どのようにしたらポイ捨てをしないのかを考えて、ゴミ捨ての多い場所に置く立て看板や、
家でじっくり読むことができるチラシがいいのではないなか、劇でみんなに訴えたらいいのではないか、
楽しいイベントを企画してポイ捨ての実情をしってもらうのがいいのではないか、
さらには、誰もが簡単に歌えてポイ捨てはダメと伝えられる替え歌がいいんじゃないかと・・アイデア満載!
まだ、完成していない・・と話していたみんなですが、2月後半には全校生徒に発表するということで、
今回 かながわ海岸美化財団 中田さんの授業を受けて、より多くの人に訴えかける素敵なアクションが
生まれそうです!

今回の様子は、2月6日月曜日から2月9日木曜日、FMヨコハマ「Kiss & Ride」内 午後1時40分頃からの
「守うろ! 私たちの綺麗な海」でOAします。また、このサイト「海をまもろう」からも音声配信をするので、
お楽しみに!

公益財団法人かながわ海岸美化財団の中田様をはじめ、
厚木市相川小学校 4年生のみんな、そして担任の青山先生、ありがとうございました!

FMヨコハマでは、様々な講師の方と共に「海ごみ出張授業」を実施しています。
ご希望の方は、この「海をまもろう」のお問合せから、ご連絡ください。

たくさんのご応募、お待ちしています!

公益財団法人かながわ海岸美化財団

厚木市立相川小学校

HOSSY PROJECT