番組ポッドキャスト

国立静岡大学 創造科学技術研究部 特任助教 鈴木利幸さんのインタビュー④「不漁の原因」

今週は、駿河湾サクラエビ資源再生研究プロジェクトについて、
国立静岡大学 創造科学技術研究部 特任助教 鈴木利幸さんのインタビューをお届けしています。

Ⓒ鈴木利幸

静岡県の駿河湾で獲れる「海のルビー」こと「サクラエビ」。
2018年に記録的な不漁に見舞われ、春の量では、前年の40% 312トンほどに。
さらに、その年の秋の量では、産卵をする大きさに達していない「サクラエビ」が、
7割を占めていたために、初めて、漁を休むことに。。。
しかし、翌2019年には、さらに、1/4になり、2020年の春の水揚げ量は
わずか26トンだったそうです。
これほどまでに、不漁の原因はいったい何なのか、伺いました。

Ⓒ駿河湾サクラエビ資源再生研究プロジェクト_サクラエビ エラフォカリス幼生 2021年6月ふ化実験
Ⓒ駿河湾サクラエビ資源再生研究プロジェクト_船上作業(プランクトンネット)3


サクラエビが小型化している原因は、海の温度にあった・・・という事ですが、
しかし、一つだけの要因がその生物の資源を左右するという事は無くて、
多くの要因が複雑に絡まって、この問題が起こっているという事も分かっているそうなんです!
来週月曜日は、もう一つの原因について、伺っていきます。