番組ポッドキャスト

国立静岡大学 創造科学技術研究部 特任助教 鈴木利幸さんのインタビュー⑤「黒潮大蛇行の影響」

今週も、駿河湾サクラエビ資源再生研究プロジェクトについて
国立静岡大学 創造科学技術研究部 特任助教 鈴木利幸さんのインタビューをお届けします。

Ⓒ鈴木利幸_4

本日は、春と夏の海水温の影響以外のサクラエビの不漁の原因についてお伺いしました。

考えられるもののなかに、黒潮の大蛇行の影響があるそうです。
紀伊半島から東海沖で大きく離岸することが特徴の黒潮大蛇行、これは2017年の8月から5年以上続いていて、
観測されている1965年以来では史上最長と言われています。
黒潮は駿河湾に流入することで外洋性のプランクトンの供給をしてくれるメリットがある一方、強い流れによって
サクラエビの卵や幼生が駿河湾の外へ流出するということが起こってしまっているのだそうです。

Ⓒ駿河湾サクラエビ資源再生研究プロジェクト_サクラエビ マスティゴプス幼生 2021年6月ふ化実験(1)
Ⓒ駿河湾サクラエビ資源再生研究プロジェクト_船上作業(ニスキンボトル採水)2

🌊駿河湾サクラエビ資源再生研究プロジェクト
https://wwp.shizuoka.ac.jp/sakuraebi/

🌊鈴木利幸🌸🗻@サクラエビ資源再生プロジェクト🦐
Twitter(@suzukitoshiyuk)

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黒潮の大蛇行については、かつてこのコーナーでも2020年9月7日月曜日から、
8回にわけてご紹介しています。
https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/archives/jamstec

今日のインタビューとあわせて、詳しくは
FMヨコハマ「海を守ろう」特設サイトをご覧ください。
https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/