国立科学博物館 動物研究部 脊髄動物研究グループ 田島木綿子さんのインタビュー④「アカボウクジラの解剖作業」
今週は、8月20日に小田原市石橋の海岸で発見された「アカボウクジラ」について、
国立科学博物館 動物研究部 脊髄動物研究部 田島木綿子さんのインタビューをお届けしています。
釣り人によって発見された、体長約5.7mもある「アカボウクジラ」のオス。
発見されてから3日経つ中、猛暑中の解剖に、多くの方が集まりました。
どんな作業が行われたのか、伺いました。
今回、ストランディングした「アカボウクジラ」の胃は、海洋プラスチックを飲み込みやすい・・
ということでしたが、約11もの部屋に分かれています。
1996年秋田県でストランディングした「オウギハクジラ」の胃から出た海ごみは、
プラスティック製の袋、容器や縄、網、ワイヤーロープ、ペットボトルなど
たくさんのごみが見つかっています。
ちなみに、クジラの種類によって胃の部屋の数は違うそうです。
今回の小田原の岩場に打ちあがった「アカボウクジラ」の死因について、
詳しくは、来週の月曜日にお届けします。
🌊国立科学博物館
https://www.kahaku.go.jp/index.php
🌊国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 田島 木綿子先生
https://www.kahaku.go.jp/research/researcher/researcher.php?d=yuko-t
🌊田島先生の著書「海獣学者、クジラを解剖する」
https://www.yamakei.co.jp/products/2820062950.html
🌊富士ストランディングネットワーク
https://sites.google.com/view/fujistrandingnetwork/
🌊神奈川県ストランディングネットワーク
新江ノ島水族館 https://www.enosui.com/ 代表番号 0466-29-9960
神奈川県立生命の星・地球博物館 https://nh.kanagawa-museum.jp/ 代表番号 0465-21-1515