イベントレポート

9月24日(土)「CHANGE FOR THE BLUE」スペシャル番組をOA!

午後1時からは! ~CHANGE FOR THE BLUE~God Bless Saturday SPECIAL! 
ゲストに日本財団 海洋事業部 海洋環境チーム 高階大輔さん、クリエイティブディレクター、体験作家の雨宮 優さんを迎えて、みなさんから「ちょいエコ!」なメッセージを大募集!

日本財団 海洋事業部 海洋環境チーム 高階大輔さんと!

日本財団 海洋事業部 海洋環境チーム 高階大輔さんには、9/25日曜日まで実施されている秋の海ごみゼロウィークについて。そして、海ごみの現状について伺いました!
海洋ゴミの中でも、特に比重の多いのがプラスチックごみ。世界に合計1億5,000万トン以上の量が存在していると
言われています。その中から、毎年およそ800万トン、ジャンボジェット機にして5万機相当が、新たに流れ出ていると推定されているんだそうです。 プラスチックごみは、その素材の性質上滞留期間が長く、中には400年以上海の中を漂うものもあると言われています。
環境省の調べによると、毎年海に流出するプラスチックごみのうち、2〜6万トンが日本から発生したものだと推計されています
このままでは2050年の海は、重量ベースで魚よりもごみの量が多くなると言われるほど問題は深刻化しています。

海洋プラスチックごみが与える影響はまだわからないことだらけなんですね。直径5mm以下のマイクロプラスチックよりもさらに、小さい、ナノプラスチック、これが人間を含む生物の体内に入った場合に、どのような影響を与えるかっていうのは、実は、まだわかっていないんです。
日本財団では、学術機関とも連携をして実態把握やエビデンス取得のための研究事業にも現在進行形で、力を入れ、科学的知見を充実させ、正しい情報を国内外に広く発信することで、社会全体で解決するための大きなアクションにつなげているんだそうです。例えば、産官学民一体となってオールジャパンという形で、海洋ゴミ対策のモデルづくりに励んでいるんですけれども、中には、特に海洋ゴミ対策に意識の高い企業様を巻き込んで、一緒になってこの問題を解決するという企業関係のプラットフォーム「アライアンス・フォー・ザ・ブルー」というのを結成されています。

例えば、日本の海岸に 漂着している海洋ゴミのうち、およそ2.6割を占めている漁網やロープなんだそうです。その使われなくなった漁網を再利用してカバンにするという取り組みも。2021年10月から発売を開始した「豊岡鞄」との鞄は大好評とのこと。ぜひ、こちらもwebサイトをチェックしてみてください。

クリエイティブディレクター、体験作家の雨宮 優さんは、2016年にはOzone合同会社を創業し、SDGsそれぞれのゴールが終わったあとの世界をフェスとして表現するプロジェクト「ソーシャルフェス®」を開始。
雨宮 優さんの「ちょいエコ」は、電気は全て自然エネルギーだけで発電した電力会社を選ぶようにしていたり、
買い物は包装されていないものや、オーガニックな商品を選ぶようにしたり、日常的に消費している物事を
1つの投票と捉えて、意識的に選択するように心がけているんだそうです!

午後4時からは!! ~CHANGE FOR THE BLUE~Route 847 SPECIAL

リスナーの皆さんとは、「地球に良いことしています」で大募集!
さらに、1時間ごとにゲストをお招きしました!
まずは、スタジオライブも披露してくれた小川コータ&とまそん

スタジオライブでは、「4R」「旅に出よう」「江ノ島」の3曲を生演奏していただきました!

・10月2日(日)「なみおと盆踊り祭」
会場: 稲村ヶ崎公園 11:00 – 19:00 [入場無料]

電話ゲストとして、国際環境NGO サーフライダー・ファウンデーション・ジャパン 代表理事の中川淳さんにも
お話を伺いました。

Ⓒ国際環境NGO サーフライダー・ファウンデーション・ジャパン

元々はカリフォルニアで80年代に立ち上がった環境NGO。気持ちよくサーフィンができる環境をスタート。
海は、私たちの生活排水や日常的に出しているゴミなどが辿り着く場所として、汚れてしまってきているため
綺麗にするために様々な企業や政府などに掛け合って対策を求めるなどの活動をされています。
また、11月3日木曜・祝日には、湘南発、国内初となるゼロ・ウェイストの実現に向けた「カーニバル湘南」を
開催予定だとか。子どもから大人まで海に触れるいいチャンスになりそうです。


そして、毎朝SUPでゴミ拾いをしている株式会社DCTA代表取締役 畠山達彦さん!

海を愛する畠山さんは、毎朝、朝4時半から1時間ほど片瀬西浜でSUPをして
5時半からビーチを10KMほどジョギングし、6時半から片瀬西浜のビーチクリーン!
このルーティーンをなんと7年間続けていらっしゃるんだそうです。

また、江の島を拠点にビーチクリーンをしているNPO団体「海さくら」のイベントでは、
20人~30人のSUP仲間と海上のごみ拾い隊としても活躍されています。
当日は、片瀬東浜海岸及びその周辺でごみ拾い活動、クリーンアップをしていただく予定でしたが、
あいにくの天候で中止となってしまいました。

畠山さんご自身の会社「株式会社DCTA」でも、海洋プラスチックをアップサイクルした
製品づくりや、東大の先生方と共同でコンクリートガラや流木、マイクロプラスチックを
混ぜたボタニカルコンクリートの実証実験もされています。
ゴミはどんどん資源なるのかもしれませんね!

さらに、日没後の午後6時過ぎには、江の島シーキャンドルをブルーライトアップ!
現地からのリポートは、鈴木まひるさん!

江の島サムエル・コッキング苑内、江の島シーキャンドル下「THE SUNSET TERRACE」から、
インスタライブでもお届けしました!

江の島サムエル・コッキング苑は、9月30日金曜日まで、無料で入場できます!
この日も、多くの人が江の島のサンセットタイムを楽しんでいました・・・

台風接近で、Route 847の江の島での公開生放送は、スタジオに場所を変えての放送となりましたが、
~CHANGE FOR THE BLUE~スペシャル番組を楽しんでいただけたのではないでしょうか?

これからもわたし達の海を守るためにも、~CHANGE FOR THE BLUE”これ以上、海にごみを出さない”
皆さんと一緒に取り組んでいきたいと思います!