国立極地研究所 准教授 渡辺祐基先生のインタビュー(5)「ホホジロザメについて」
今週も、国立極地研究所 准教授 渡辺祐基先生 のインタビューをオンエア。
ホホジロザメは映画ジョーズのモデルにもなった
最大5メートルくらいの凶暴なサメです。
ホホジロザメは非常に大きな種類で、体重が1トンを超え、
およそ50~60年ほど生きるといわれています。
魚というと、変温動物です。
体温というのは、周りの水様と同じというふうに一般的には言われてますが、
何千何万という魚の中でいくつかだけは例外があり、
ホホジロザメとマグロの仲間というのは、周りの水温によりも高く、
場合によっては10度、10度以上高い体温を保っており、
毎日たくさん食べないと生活していけないそうです。
ホホジロザメは人間のような恒温動物、それが魚のような変温動物、
その中間にいる変わっている生き物で、
変温動物よりは高い体温を保っていますが、
周りの水温によって体温がある程度変動しながら
でも確かに周りの水位が高い体を保っているという生き物です。
国立極地研究所
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渡辺祐基
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最終更新日:2021年4月26日