番組ポッドキャスト

国立大学法人 長崎大学 教授 山口敦子さんのインタビュー⑥「新しいプロジェクトについて」

今週も、国立大学法人 長崎大学 教授の山口敦子さんのインタビューをお届けします。

Ⓒ長崎大学 山口敦子

本日は、山口教授らの新しいプロジェクトについてお伺いしました。

新しいプロジェクトというのは、漁業被害をきちんと押さえるというものだそうです。
以前のお話にもあった2001年ごろのナルトビエイの駆除活動のように、現場をちゃんと見ないと間違った認識での
駆除活動が起きてしまったり、どんな魚が被害にあっているのか誰もまだ調べていなかったりという事が
出てきてしまうとの事でした。
山口教授らは、まず最初にエイを食べてしまうシュモクザメなどの駆除を行ったのですが、その活動によって
エイの数が増えたという学会での発表データが海外で利用され、サメの数が減っていたこともあり、アメリカでも
エイの駆除が行われるようになってしまったのだそうです。
現在では、アメリカでのエイの駆除活動は見直されたとのことです。

Ⓒ長崎大学 山口敦子
Ⓒ長崎大学 山口敦子
Ⓒ長崎大学 山口敦子

🌊国立大学法人 長崎大学 山口敦子教授
https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/gakusai/book/18index.html

🌊長崎市のふるさと納税 返礼品にもなっている
「グラバー図譜カレンダー2022 ~ 長崎のうんまい魚めぐり」
https://twitter.com/nagasakiunilib/status/1461210002425712640

今日のインタビューとあわせて、詳しくは
FMヨコハマ「海を守ろう」特設サイトをご覧ください。
https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/