番組ポッドキャスト

国立大学法人 長崎大学 教授 山口敦子さんのインタビュー③「ナルトビエイの受精卵は9ヶ月半も休眠することについて」

今週は、国立大学法人 長崎大学 教授の山口敦子さんのインタビューをお届けします。

Ⓒ長崎大学 山口敦子教授


本日は、今年のはじめに世界で初めて発表された「ナルトビエイの受精卵は9ヶ月半も休眠すること」について伺いました。 休眠することで妊娠期間を長くしたり、産む時期を遅らせられるので、子どもにとっても、親にとっても、生まれたと同時に次の妊娠をするなどの利点がある非常に優れた生存戦略だということが分かったそうです。

Ⓒ長崎大学 山口敦子教授

今回のナルトビエイの休眠についての発表は、19年かけて調査・研究によって、明らかになった事なんだそうです。山口教授たちは、ナルトビエイに先立ち、エイ類の子宮内で胎仔(たいじ)の発育過程を鮮明な写真とともに「アカエイ」で初めて明らかにし、そちらの論文は、日本魚類学会の論文賞を受賞されています。 

🌊国立大学法人 長崎大学 山口敦子教授
https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/gakusai/book/18index.html

今日のインタビューとあわせて、詳しくは
FMヨコハマ「海を守ろう」特設サイトをご覧ください。
https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/