千葉県立中央博物館分館海の博物館主任上席研究員の川瀬裕司さんのインタビュー⑤「ミステリーサークルを作る最初の一歩が、どのようにして始まるのか」
今週も、千葉県立中央博物館分館海の博物館主任上席研究員の川瀬裕司さんのインタビューをオンエア。
Ⓒ川瀬裕司
ミステリーサークルを作る最初の一歩が、どのようにして始まるのか伺いしました。
Ⓒ川瀬裕司
ある程度出来上がったミステリーサークルっていうのは、海に潜って見つかる。
これは比較的容易ですが、
一番最初に、どこで、どのようにして最初の一本目の溝を掘り始めていくのか、
これが、ずっと謎のままでした。
ある時、川瀬さんは「アマミホシゾラフグ」が、海底に体を押し付け、
ヒレを動かしてるのを発見しました。
一番最初は、溝を掘るようにまっすぐ進んでいくのではなく、
実はこのように、フグが体を海底に押し付けて
、その押し付けた窪みが今度集まって、
そういった集合体になってってい状態が一番最初の状態だということがわかったそうです。
Ⓒ川瀬裕司
Ⓒ川瀬裕司
千葉県立中央博物館 分館 海の博物館
http://www2.chiba-muse.or.jp/UMIHAKU/
川瀬さんの研究「魚の繁殖行動の謎を解き明かす」
アマミホシゾラフグのミステリーサークルの映像も見ることができます
https://tetraodon.jimdo.com/
最終更新日:2021年7月19日