北里大学海洋生命科学部 環境生物学講座水圏生態学研究室 准教授 三宅裕志先生のインタビュー(2)「ナデシコクラゲについて②」
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今週は、北里大学海洋生命科学部 環境生物学講座水圏生態学研究室 准教授 三宅裕志先生のインタビューをオンエア。
ナデシコクラゲは主に深海でしか見られない貴重なクラゲです。
三宅先生のチームが調査をしたのは岩手県の山田町沖の水深1100メートル、沖から50キロほど離れた場所です。
ナデシコクラゲが見つかった缶は、砂泥底のところ、原っぱのようになっている場所だそうです。
Ⓒ三宅裕志
深海のクラゲ、いわゆるポリプというのは、固いものにしかつかないそうです。
そのような生き物は、泥場に住めないです。
そこに缶が一つあることで、ポリプがひっつく場所を提供してしまっているということで、
人間の活動が、そういう生き物に対して、生き物の住む場所を与えてしまっています。
人の影響が水深1000メートルまでいってしまっているのがよくわかる調査になったそうです。
Ⓒ三宅裕志
Ⓒ三宅裕志
北里大学 海洋生命科学部HP
https://www.kitasato-u.ac.jp/mb/index.html
三宅先生の研究室「水圏生態学研究室」
https://www.kitasato-u.ac.jp/mb/study/course/lab/suiken/index.html