北海道大学名誉教授、 函館国際水産・海洋都市推進機構 函館頭足類科学研究所 所長桜井泰憲さんのインタビュー⑥「不漁の解決策」
今週も、北海道大学名誉教授で、
函館国際水産・海洋都市推進機構「函館頭足類科学研究所」所長桜井泰憲さんにインタビュー。
全国各地で、
これまで獲れていた魚たちが獲れなくなっているという
ニュースをよく聞くようになってしまいました。
そこで、この不漁の解決策はあるのでしょうか?
2018年フロリダでの国際頭足類シンポジウムで発表中
提供:桜井泰憲
櫻井所長が今考えているのは、少し海を休ませてはいかがかという発想もあり、
ちょっともう人間が海に関わりすぎているんじゃないのか。
気候変化で減ったのか、漁業で減ったのかわかないってこともあり、
少し海を休ませるっていう発想も必要だろう。
という事は、逆に言うと過疎化していく漁村というのは増えていますが、
では、港に船が無いのに何に使えるかって言うと、
実際にはそこにアワビとかウニとか養殖可能です。陸上でもできます。
そのような形で海から物を獲って売るのではなく、
お年寄りまで働けるような場所を作ってあげたり、それによって海を少し休ませるなど。
桜井泰憲先生の著書「イカの不思議 季節の旅人・スルメイカ」
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一般財団法人 函館国際水産・海洋都市推進機構
https://www.marine-hakodate.jp/