番組ポッドキャスト

北海道大学名誉教授、 函館国際水産・海洋都市推進機構 函館頭足類科学研究所 所長桜井泰憲さんのインタビュー⑦「イカ活チャ器」

今週も、北海道大学名誉教授で、
函館国際水産・海洋都市推進機構「函館頭足類科学研究所」所長桜井泰憲さんのインタビューをお届けしています。

ソデイカと /提供:桜井泰憲


桜井さんは、これまで世界初となる、スルメイカの生態研究を発表されてきました。
そんな中、開発されたのが、私たちがおいしくイカを食べるための「イカ活チャ器(いかかっちゃき)」
一体どんな道具なのか?伺いました。

4か月給餌飼育後に活〆したアオリイカとイカ活チャ器/提供:桜井泰憲
トレイ収容後に、ガス透過膜で覆った活〆ヤリイカ/提供:桜井泰憲
マイワシの刺身/提供:桜井泰憲

いか胴体の中の眼の上の背中側に「星状神経」という星状の神経の塊があり、
色を替えたり、動いたり、と胴体の筋肉を支配しています。
そこを切る道具として開発されたのが「イカ活チャ器」
これを使って神経を切ると、一瞬のうちに体が白く・・・!

北海道で、ひっかく事を「かっちゃく」と言うそうで、
奥様と北海道らしい名前をと、名付けられたんだそうです。

©北海道新聞社

桜井泰憲先生の著書「イカの不思議 季節の旅人・スルメイカ」
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