公益財団法人日本財団 常務理事 海野光行さんのインタビュー⑤「これからの実証実験」
今週は、無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」について、
公益財団法人日本財団 常務理事 海野光行さん のインタビューをお届けしています。
船における無人運航の実証実験。
先月の猿島から始まり、ここまで、4つの海域で、
走行距離も、船の大きさ、役目も違うタイプで行われ、全て成功されています。
さらに、あと二つの実証実験が行われるのだそうです。
第5弾が海野さんたちのメインイベント。
関わる船会社、AIの関係者、異文化の関係者、非常に多くの
30社のコンソーシアムを組んで実際に実行するのがふくそう海域。
そして一番、世界的にも非常に難所といわれている東京湾のふくそう海域を走って、
さらに太平洋を通って伊勢湾に入り東京湾に戻ってくる。
こちらでは、コンテナ船「すざく」で進める予定。
そして次には群馬県八ッ場ダムで、
自治体の皆さんと協力しながら、水陸両用船を対象とした
無人運航の開発を進めていきます。
自動車の自動運転の技術を拡張して水上でも無人運航ができるようになったらいいな
という事で今進めている真っ最中。これで一連の実験は終了となります。
残り2つの実証実験も、成功すれば、未来の物流がかわりそうです。
水陸両用船は、みなとみらいでも走っていますし、今後の開発に期待がかかります。
日本財団「MEGURI2040」プロジェクト
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/meguri2040