番組ポッドキャスト

全国漁連のり事業推進協議会 福士洋隆さんのインタビュー② 「海苔の歴史と世界事情について」

今週は、私たちの食卓にもよく登場する「海苔」について全国漁連のり事業推進協議会の
福士洋隆さんのインタビューをお届けします。

©JF全漁連 のり事藻業推進協議会_福士さん

本日は海苔の歴史や世界事情について、福士さんに詳しく伺いました。

海苔の歴史は非常に古く、平安時代には食べられていた記録が残っているそうです。
また江戸時代には、海苔が好物であった徳川家康に新鮮な海苔を献上する為に品川・大森を中心とする東京湾で
養殖が始まったと言われています。
この頃は養殖技術が確立されておらず、海苔が取れるかどうかは運任せであったことから、長い間「運草」と
呼ばれていたという歴史もあります。

海苔は日本の他には韓国や中国で生産されています。
また、タイでは水産加工が盛んであり、海苔も様々なフレーバーをつけて世界中に販売されています。
世界で生産されている海苔が約260億ほどで、そのうち75億枚が日本の消費量と言われています。
日本の人口を簡単に1億人と考えると、1人当たり年間で75枚ほど海苔を消費しているという計算になります。

©佐賀有明海漁協より提供_8
©佐賀有明海漁協より提供_10
ⒸJF全漁連

🌊全国漁連のり事業推進協議会
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今日のインタビューとあわせて、詳しくは
FMヨコハマ「海を守ろう」特設サイトをご覧ください。

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