番組ポッドキャスト

国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 支援研究員 塩崎 彬さんのインタビュー②「研究方法について」

今週は海洋生物と寄生虫について、国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 支援研究員 塩崎 彬さん
のインタビューをお届けします。

塩崎彬さん@国立科学博物館 

本日は、捕獲して調べることが現在では難しい海洋生物のイルカやクジラの体内の寄生虫についてどのようにして
調べているのか、お話をお伺いしました。

寄生虫について調べる際は他の生き物と違い、いつ・どこで捕れたかに加え、どんな生き物のどの臓器にいたのかといった部分も調べなければならず、寄生虫本体のこと以外にその寄生虫が取りついている相手、住処でもある
最終宿主の事も知らなければいけないという点がネックだと塩崎さんは考えています。
昔、捕鯨等が盛んに行われていたころは漁獲対象だった海洋生物の寄生虫はよく研究されていたのですが、漁獲対象になっておらず
調べる事が出来なくなってしまった為イルカやクジラは世界に100種類ほどいるのですが、そのようなイルカやクジラについては
ストランディング個体や海岸に打ち上げられたもの、混獲で死亡してしまったものを解剖して体内や体表にいる寄生虫を探して
研究に使用しているのだそうです。

Ⓒ三宅島クジラ鼻水大作戦
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現在ストランディングしたイルカやクジラでしか調査・研究ができない寄生虫の分野ですが、
塩崎先生たちはドローンを使って、生きたクジラが吹き上げるブローを採取して、クジラの病気や
寄生虫、DNAなどを調べる 「三宅島クジラ鼻水プロジェクト」を、READYFORのクラウドファンディングとして
立ち上げています。
三宅島に、今頃から姿を見せ始める巨大な海洋生物、ザトウクジラの生態に迫るプロジェクト。 
クラウドファンディングは、来月、12月23日まで募集しています。
詳しくは下記のリンクからご覧ください。

🌊三宅島クジラ鼻水プロジェクト
https://readyfor.jp/projects/miyake-whale-blowpj

🌊国立科学博物館
https://www.kahaku.go.jp/

今日のインタビューとあわせて、詳しくは
FMヨコハマ「海を守ろう」特設サイトをご覧ください。
https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/