国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 研究主幹 田島木綿子さんのインタビュー⑤「どのように連絡が届くのか」
今週も、山と渓谷社から出版されています、
「海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること」の著者
国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 研究主幹の 田島木綿子さんのインタビューをお届けしています。
![](https://www.fmyokohama.jp/kr/.assets/thumbnail/%E5%86%99%E7%9C%9F%EF%BC%9A%E4%B8%8A%E9%87%8D%E6%B3%B0%E7%A7%80-320wri.jpg)
![](https://www.fmyokohama.jp/kr/.assets/thumbnail/%E5%B1%B1%E3%81%A8%E6%B8%93%E8%B0%B7%E7%A4%BE-320wri.jpg)
田島先生たちは、浜に座礁してしまったクジラやイルカなどを解剖して
その原因などを調べていますが、
全国各地からどのように連絡が届くのかお聞きしました。
![](https://www.fmyokohama.jp/kr/.assets/thumbnail/%E5%9B%B349.%E3%83%8E%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9%E8%8B%AB%E5%B0%8F%E7%89%A7%E3%82%B3%E3%82%AF-320wri.jpg)
![](https://www.fmyokohama.jp/kr/.assets/thumbnail/%E5%9B%B350.%E5%8A%A0%E4%B8%96%E7%94%B0%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%B3%E3%82%A6-320wri.jpg)
電話か、メールか、最近ではSNS、
また、地元でなかなか大きいと処理が困ったりがあると最近では、
こちらにも声がかかるようになっています。
そこから、どうするかは、ケースバイケースなのですが、
あっという間に処理される場合もあるので、
自治体には、完全に粗大ごみなので、そうしたら交渉する余裕もないので、
さすがにその日に現場で解剖するって言うのはないです。
近場であれば、ハイエースレベルの大きさ、
後は、トラックが借りれる場合に、いわゆる回収できる大きさ、
2~3メートルの大きさまでの個体は、なるべく 博物館に持ち帰って、
改めてゆっくり博物館で調査するっていうのが主流になっています。
山と渓谷社 「海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること」
https://www.yamakei.co.jp/products/2820062950.html
国立科学博物館
https://www.kahaku.go.jp/
田島先生のページ
https://www.kahaku.go.jp/research/researcher/researcher.php?d=yuko-t