国立大学法人 長崎大学 教授 山口敦子さんのインタビュー②「2001年ごろのナルトビエイの駆除活動について」
今週は、国立大学法人 長崎大学 教授の山口敦子さんのインタビューをお届けします。
![](https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/wp-content/uploads/2022/06/Ⓒ長崎大学 山口敦子教授-1.jpg)
本日はナルトビエイの大掛かりな駆除活動について、山口教授らが現地調査を行って確認
出来たことについて伺いました。
![](https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/wp-content/uploads/2022/06/有害生物対策事業(水産庁)などにより駆除されるナルトビエイ漁獲物のモニタリング(長崎大学・山口)-1024x576.jpg)
駆除活動が実施されていた2001年当時、漁師の人たちは見たことがない種類の魚だと言っていましたが、
様々な文書を山口教授らが調べたところ別の種類として1970年代にはナルトビエイが長崎県で
確認されていたそうです。
昨日紹介しましたタイラギという貝の漁をしていた漁師の方は、50年ほど前には海の深い場所にはタイラギが
ところせましと立っており、漁をしているとナルトビエイがタイラギを食べに来ることがよくあったのだそうです。
![](https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/wp-content/uploads/2022/06/貝の食害で駆除されるナルトビエイのモニタリングおよび生態調査2.jpg)
![](https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/wp-content/uploads/2022/06/ナルトビエイは減ったが、貝は増えていない.jpg)
🌊国立大学法人 長崎大学 山口敦子教授
https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/gakusai/book/18index.html
今日のインタビューとあわせて、詳しくは
FMヨコハマ「海を守ろう」特設サイトをご覧ください。
https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/
最終更新日:2022年6月21日