JAMSTEC 付加価値情報創生部門アプリケーションラボ 主任研究員 美山透さん のインタビュー(6)「日本近海の温度はどうなっているのか」

今週も、海洋予測解説サイト：黒潮親潮ウォッチを手掛けている
国立研究開発法人海洋研究開発機構(通称JAMSTEC)
付加価値情報創生部門アプリケーションラボ 主任研究員 美山透さん のインタビューをオンエア。

今日は、潮の流れだけでなく、海の温度についての調査もされている
「黒潮・親潮ウォッチ」。日本近海の温度はどうなっているのでしょうか？

地球温暖化で地球全体でみれば、最近温度が上がってきていて、
日本周辺は2倍以上のペースで温度が上がっていると言われています。
海に住む生物というのは、気温でなくて海の温度を感じて生きているので、
その温度に適した生物が変わってきます。また生物だけでなく、海の温度が上がると、
そこから水が蒸発しやすくなり、水が蒸発しやすくなると、一旦は大気に行くけれど、
いつかはどこかに落ちなくてはいけない。
それが日本に降ってきて、今までにない激しい雨を降らすこともあります。
美山さんたちは、海の温度の変化が、最近の梅雨や台風に
どのような変化を起こしているのかを研究しています。

JAMSTEC 黒潮親潮ウォッチ
http://www.jamstec.go.jp/aplinfo/kowatch/

国立研究開発法人　海洋研究開発機構
http://www.jamstec.go.jp/j/

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