2025年12月27日(土)開催!海ごみ出張授業withのじま自然観察探見隊@ 野島青少年研修センター

今年度の海ごみ出張授業は、海洋環境保全市民団体「海をつくる会」事務局長 坂本さんを講師に迎え、海のマイクロプラスチックや、ブルーカーボンとして注目されている海草アマモについて、さらに、アマモ発芽装置を発明した学生発明家の嘉手納杏果さんとの活動もご紹介しています。環境問題の最前線で活躍する講師とともに、海の生き物や海洋ごみ問題に触れ、自分たちにできるアクションを学ぶプログラムです。
今回は、「身近な自然を探見」を合言葉に、小中学生を対象とした宿泊自然体験活動を毎月開催している「のじま自然観察探見隊」のみなさんと海洋プラスチックごみ・海草アマモについて一緒に学びました。
普段から横浜を中心に自然に触れ合う体験をしている子どもたちだけに、お話は野島海岸(乙舳海岸)にいる生物のお話から。今年最後の探見隊に参加していたのは、小学生・中学生、そしてボランティアの高校生、合計24名。

横浜市で唯一の自然海岸である野島海岸には様々な生き物たちが暮らしています。まずはカニのお話から始まり、エビ、アオリイカ、イシガレイ、クサフグ、そして砂浜をきれいにしてくれるタマシキゴカイのお話まで、季節ごとの生き物の賑わいを感じる内容でした。

さらに野島海岸から150mほど沖に移植され育っている海草 アマモの話も。海中の二酸化炭素を吸収するブルーカーボンとしても期待されている海草アマモ。そのアマモには様々な生き物たちが卵を産み、稚魚が育つ大切な場所となっています。

海草アマモは、胞子で増える海藻とは違い、水中で種を作る植物です。初夏に花を咲かせて実を結び、夏には多くの葉が枯れて流出し、水温10度以下になると発芽します。しかし自然界においてはその発芽率は通常1~3%程度ととても低く育成するのが難しい植物です。そこで豊かな海をつくりたいと中学生の時に坂本さんたちのもとに通い研究し、水温差と発芽水のW効果で最短18時間・6日で88%の発芽率で発芽させる装置を発明したのが学生発明家 嘉手納杏果さんです。
※ 学生発明家 嘉手納杏果さんの発明について詳しくは「公益社団法人発明協会」のHPをご覧ください
〇アマモの発芽・育成装置及び方法
解説動画
〇小魚を巻き込まないマイクロプラスチック回収ボート
解説動画
小学生のみんなからは、生き物たちについての感想が多く、中学生・高校生のみんなもメモを取りながら耳を傾けてくれていました。今回「のじま自然観察探見隊」のみんなは、お餅つきやお楽しみ会など楽しいイベントが盛りだくさんの回という事もあり講座後も元気よく会場を片付けてくれました。
この日はとても寒く、海岸での観察は行いませんでしたが、野島海岸は普段よりもごみが少ないようでした。

海岸では犬と散歩する人、生き物を探す人、SUPで上陸する人など、静かな時間が流れていました。

また学校がお休みになったこともあり、子どもたちと一緒に野島公園を散歩する方を多く見かけました。
野島公園には、海抜64.2mの展望台があります。

津波などの災害時の備えとして、公園内には何か所も案内が掲示されています。


実際に展望台まで登ると野島海岸から海の公園、八景島シーパラダイス、日産追浜工場まで見渡すことができ、湾の様子を一望することができます。

風の向きや潮の流れによって、海岸にたどり着くごみの様子も変化します。わずか500mの自然海岸として残る野島海岸を舞台とした海ごみ出張授業。今回もたくさんの子どもたちと共に学ぶことができました。参加してくれた「のじま自然観察探見隊」のみなさん、ありがとうございました!
FMヨコハマでは、今年度 海ごみ出張授業を受講していただける学校・団体を大募集しています。
対象は、小学校高学年~中学生(総合学習、環境教育、探究学習/SDGsなどに対応)
所要時間:45〜90分(ご要望に応じて調整可能)
実施形態:教室内での講話・発表・質疑応答 / 海岸での簡単なワークショップ等
費用 は 無料です!
お問い合わせ
横浜エフエム放送株式会社 事業部 兼SDGs推進担当 石原文男
E-mail: ishihara@fmyokohama.co.jp