2025年12月14日(日)開催!海ごみ出張授業with科学部合同学習会@ 野島海岸

今年度の海ごみ出張授業は、海洋環境保全市民団体「海をつくる会」事務局長 坂本さんを講師に迎え、海のマイクロプラスチックや、ブルーカーボンとして注目されている海草アマモについて、さらに、アマモ発芽装置を発明した学生発明家の嘉手納杏果さんとの活動もご紹介しています。環境問題の最前線で活躍する講師とともに、海の生き物や海洋ごみ問題に触れ、自分たちにできるアクションを学ぶプログラムです。
今回は、一般社団法人サイエンスナビゲート 代表理事 宮崎裕明さんが主宰する「2025年度 科学部合同学習会」に参加した、横浜市立青葉台中学校、富岡中学校、樽町中学校の科学部のみなさんとの海ごみ出張授業でした。
12月の開催ということもあり、中学1年・2年生を中心とした科学部 総勢23人、そして日曜日にもかかわらず引率してくださった顧問の先生など6名の方と一緒に海洋プラスチック、海草アマモについて学びました。

この日は、冬空の下、野島海岸(乙舳海岸)で海洋プラスチックごみやマイクロプラスチックの観察からスタート。
海岸で講師の坂本さんからこの海岸の特性や、どんなマイクロプラスチックが多いのかなどのお話を聞き、砂浜を観察。この日は前日からの雨、そして満潮の時間という事もあり、海岸には多くのゴミが流れついていました。


大きなプラスチックごみは拾えますが、小さくなってしまったマイクロプラスチックを取り除くのはとても難しい作業です。その後、「横浜市立野島青少年研修センター」の部屋にて、坂本さんによる講義を受けました。

青葉台中学校と富岡中学校は、海をつくる会もサポートしている みなとみらいの前の海を舞台に毎年開催されている「夢ワカメ・ワークショップ」にも参加されているということで、ワカメのお話から海草アマモのお話まで幅広い内容となりました。

さらに、3校の科学部が集まったということで、それぞれの活動についても発表していただきました。
富岡中学校科学部は、毎年学校のビオトープからマイクロプラスチック、さらには下水道についてまで幅広い研究を。樽町中学校科学部では新しく畑を作りサツマイモを育てたり、金魚の飼育、さらに線香花火を作る実験にもチャレンジ。そして、青葉台中学校ではパソコンを使ってのプログラミングや竹資源の有効活用としてエリンギ栽培研究、校外活動としてスライムを作るワークショップも実施されていました。
そして、横浜市の中学校科学部がの皆さんが協力して研究・観察されているのが「舞岡川ハグロトンボ調査」。その様子を収めた動画が、今年、環境教育・ESD実践動画 100選にも選ばれたそうです。
今回の「科学部合同学習会」を主宰するサイエンスナビゲートの宮崎さんによると、ブルーカーボンやグリーンカーボンについて子どもたちが学ぶのは中学3年生頃。今回参加してくれた科学部のみなさんは中学1・2年生が中心だっただけに、少し難しい内容だったかもしれないとおっしゃっていましたが、皆さん、メモを取るなど、熱心に聞いてくれていました。
今回参加してくれた青葉台中学校、樽町中学校は海からも遠く、比較的海に近い富岡中学校でも少し距離があるだけに海洋プラスチックごみがどこから来るのか、私たちの生活を通してどのようなルートで流れ出ているのかを知ることで、さらに深い学びに繋がったのではないでしょうか。また、講座の中でご紹介したアマモ発芽装置や海洋プラスチック回収装置は、学生発明家 嘉手納杏果さんが中学生時代に発明したものだけに、中学生の探求心に期待が高まりました。参加してくださった科学部の皆さん、ありがとうございました!
※ 学生発明家 嘉手納杏果さんの発明について詳しくは「公益社団法人発明協会」のHPをご覧ください
〇アマモの発芽・育成装置及び方法
解説動画
〇小魚を巻き込まないマイクロプラスチック回収ボート
解説動画
FMヨコハマでは、今年度 海ごみ出張授業を受講していただける学校・団体を大募集しています。
対象は、小学校高学年~中学生(総合学習、環境教育、探究学習/SDGsなどに対応)
所要時間:45〜90分(ご要望に応じて調整可能)
実施形態:教室内での講話・発表・質疑応答 / 海岸での簡単なワークショップ等
費用 は 無料です!
お問い合わせ
横浜エフエム放送株式会社 事業部 兼SDGs推進担当 石原文男
E-mail: ishihara@fmyokohama.co.jp