福井県立大学名誉教授 矢野勲さんのインタビュー⑤「自切について」
今週も、中公新書から発売されている
「エビはすごい カニもすごい ~体のしくみ、行動から食文化まで」の著者
福井県立大学 名誉教授 矢野勲さんのインタビューの様子をお届け。
エビやカニは外敵の魚やタコに出会い危険を感じると、
自ら足を根元から切り落とし、逃げるんだそうです。
今日はその自切という行動についてお伺いします。
自切というのは、足などが傷ついた場合そこから細菌が入ってきてしまうので、その部分を
外して、外敵から襲われた場合は目くらましのようにして逃げるという事だそうです。
この自切の仕組みですが自切するとその面が非常に綺麗に切れて、そのきれいに切れた面から細胞が、盛んに分化。
そしてもとの細胞に戻り、足を作る細胞に変わっていく。
この細胞の分化を脱分化、というそうです。
🌊中公新書 「エビはすごい カニもすごい 体のしくみ、行動から食文化まで」
https://www.chuko.co.jp/shinsho/2021/12/102677.html
🌊『エビはすごい カニもすごい』/矢野勲インタビュー
https://www.chuko.co.jp/shinsho/portal/119399.html
今日のインタビューとあわせて、詳しくは
FMヨコハマ「海を守ろう」特設サイトをご覧ください。https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp
最終更新日:2022年3月21日