番組ポッドキャスト

神奈川県 県土整備局 河川下水道部 河港課 なぎさグループ グループリーダー 和寺哲平さんのインタビュー⑦「効果が表れた海岸」

今週も、神奈川県の海岸浸食対策について、神奈川県 県土整備局 河川下水道部 河港課
なぎさグループ グループリーダー 和寺哲平さんのインタビューをお届けしています。

©神奈川県_和寺グループリーダー


美しい砂浜を次の世代へ残していくために、
神奈川県では、平成18年度(2006年)から、「相模湾沿岸海岸浸食対策計画」を実施してきました。
これまでの十数年で、50mも砂浜が後退してしまっていた茅ヶ崎の中海岸は、
砂浜の整備をした結果、43mも戻すことができたとのことでした。
他にも、効果が出た海岸があるんだそうです。
さらに、和寺さんが好きな海岸についても伺ってみました。

©神奈川県_横須賀海岸秋谷地区
©神奈川県_相模湾沿岸海岸侵食対策計画の範囲


砂浜が侵食され、一時は道路際まで海が迫っていた箇所が、
1cmくらいの砂利を入れて整備したことで、平成25年(2013年)には17mの砂浜ができ、
この浜の回復によって、平成29年(2017年)の台風の時には、国道には影響が出なかったとのことでした。

また、三浦半島には、ポケットビーチと言われる長さ1km程度の砂浜も多く点在している
という事なので、この夏、訪れてみてはいかがでしょうか?

HPで公開されている「相模湾沿岸海岸浸食対策計画」では、
これまでの砂浜の変化なども診る事が出来るので、ぜひチェックしてみてください。

🌊神奈川県 相模湾沿岸海岸浸食対策計画
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/f4i/shinshoku/kaitei.html