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神奈川県 県土整備局 河川下水道部 河港課 なぎさグループ グループリーダー 和寺哲平さんのインタビュー③「どこの浜で、どんな事を」

今週は、神奈川県の海岸浸食対策について、神奈川県 県土整備局 河川下水道部 河港課
なぎさグループ グループリーダー 和寺哲平さんのインタビューをお届けしています。

©神奈川県_和寺グループリーダー


現在、神奈川県では、美しいなぎさの継承をめざして「相模湾沿岸海岸浸食対策計画」が実施されています。
どこの浜で、どんな事が行われているのか、伺いました。

©神奈川県_相模湾沿岸海岸侵食対策計画の範囲
©神奈川県_葉山海岸一色山口地区

やせてしまった砂浜に、砂を入れていく事を「養浜(ようひん)」、
川などに溜まってしまった砂や土砂を取り除く工事の事を「浚渫(しゅんせつ)」といいます。
砂浜の砂は、山から川へ、川から海へと流れ出たものが、沿岸へと動いてきたもの。
しかし、様々な人工物によって、その流れに変化が起こって砂浜にも影響がでています。

今日伺った、神奈川県が取り組む「相模湾沿岸海岸浸食対策計画」は、
一冊の冊子としてまとめられています。
その冊子を覗くと・・・
例えば、葉山海岸では、下山川から流れ出てきた砂が、大浜海岸溜まり、
代わりに砂が減ってしまっている一色海岸へ、
大浜海岸の砂をリサイクルして、砂浜の維持に利用されています。

「相模湾沿岸海岸浸食対策計画」では、相模湾に面した砂浜の砂の動きなどについて説明もあり、
とても分かりやすく解説されています。
配布もされているので、詳しくは
神奈川県 県土整備局河川下水道部河港課なぎさグループにお問い合わせください。

🌊神奈川県 相模湾沿岸海岸浸食対策計画について
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/f4i/shinshoku/kaitei.html