番組ポッドキャスト

神奈川県水産技術センター  栽培推進部 主任研究員で海洋科学博士の岡部久さんインタビュー②「ウツボについて」

今週は、神奈川県水産技術センター 
栽培推進部 主任研究員で海洋科学博士の 岡部久さんにインタビュー。


「神奈川県水産技術センター 栽培推進部 主任研究員で海洋科学博士 岡部久さん」

昨日は、「寅」年にちなんで、「トラウツボ」を紹介していただきましたが、
今日は、「ウツボ」について、詳しく教えていただきました。


「神奈川県水産技術センター」

ウツボという魚の仲間は、見た目すごく怖く見えるますが、
私が海で出会う時の印象としては、非常に憶病。
穴の中にいますし、口をあけてこっちを見られると、
ぎょっとしてしまう所はあると思いますが、怖い魚ではありません。
ウツボは、世界で200種、日本でも60種くらい知られていまして、
その中には、歯の鋭い奴、鋭くないやつ、色々います。
体の大きさも数十センチから3mを超えるようなバラエティーに富んだ仲間です。
日本で知られている中まで大きいもので言うと、
オナガウツボというのが体調3mになるというのがいます。
ただ、神奈川県の沿岸では、見られる機会はないと思います。もっと南の海の魚。
岡さんらがよく見るものと言えば、ウツボとトラウツボ。
東京湾のアナゴの筒に入るようなウツボ、「アミウツボ」
この三つくらいを押さえておけば、神奈川県の海で見られるウツボは押さえられるのではないでしょうか。


神奈川県立 生命の星・地球博物館の「魚類写真資料データベース」
オニウツボの写真検索ができます。
https://fishpix.kahaku.go.jp/fishimage/index.html