真鶴町立遠藤貝類博物館 学芸員の小渕正美さんのインタビュー(2)「ウメボシイソギンチャクについて」
今週は、真鶴町立遠藤貝類博物館 学芸員の小渕正美さんのインタビューをオンエア。
入口には水槽が展示されており、真鶴半島の「ウメボシイソギンチャク」を展示されています。
「ウメボシイソギンチャク」は神奈川県が指定する天然記念物になっています。
珍しいかと 思われますが、日本全国本州全域でよく見る、イソギンの一つです。
真鶴半島周辺は、特にたくさん住んでおり、満ち潮のときに一斉に触手を広げると、
見事だということで、天然記念物になっています。
イソギンチャクは動くことができないため、
普段は、水の流れに乗っかってくる小さい生き物を捕まえて食べています。
水槽の中だとそれが難しいため、割り箸を使って、口元までシラスを持っていくと、
触手でうまく捕まえて食べる光景が観察できます。
写真提供・真鶴町立遠藤貝類博物館
写真提供・真鶴町立遠藤貝類博物館 ウメボシイソギンチャク
写真提供・真鶴町立遠藤貝類博物館 ウメボシイソギンチャク
真鶴町立遠藤貝類博物館
https://www.endo-shellmuseum.jp/
最終更新日:2021年5月23日