猛禽類医学研究所副代表・獣医師である渡辺有希子さんのインタビュー③「コアホウドリとは？」

今週は、北海道釧路市を拠点に活動している
猛禽類医学研究所 副代表、獣医師の渡辺有希子さんのインタビューをお届けしています。

今年9月、猛禽類医学研究所によって、海岸で保護したコアホウドリのお腹の中から、
ゴムの手袋破片が見つかったというニュースが各メディアで取り上げられました。

解剖してみると、お腹の中に、掃除のときなどに使うゴム手袋の破片が、片手分もみつかり、
それが、胃と腸の穴をふさいでしまっていたというお話でした。
先生たちも初めて見るケースだったそうですが、
なぜ、コアホウドリはゴム手袋を飲み込んでしまったのでしょうか？
コアホウドリとは、どんな海鳥なんでしょうか？
渡辺さんに伺いました。

翼を広げると2mもの大きな海鳥コアホウドリ。
海の表面を泳いでいるイカや小魚を食べているんだそうですが、
ゴム手袋が、上空からイカに見えたのかもしれないですね。
私たちの生活の中にあるものが、野生の鳥たち、生き物たちに
影響を与えているこの状況を痛感するニュースでした。

猛禽類医学研究所のインスタグラムでは、コアホウドリの様子や、
胃の中から見つかったものなどについても、掲載されいますので、
ぜひ、みなさんも一度、猛禽類医学研究所のインスタグラムや、Xを覗いてみてください。

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🌊コアホウドリについてのInstagram
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