株式会社 三崎恵水産 代表取締役社長 石橋匡光さんのインタビュー②「きっかけ」
今週は、株式会社 三崎恵水産 代表取締役社長 石橋匡光さんにインタビュー。
世界一サステイナブルなマグロ問屋を目指している「三崎恵水産」。
きっかけは、どんなところにあったのかお伺いしました。
一番あったのは、2011年の震災。
あの時計画停電があり、冷凍庫が必要となってくる世界なのですが、冷凍庫に電気が無くなり、
作業ができなくなってしまいました。
本当に我々のこの仕事は続けていけるのか、と考えた時に冷凍マグロ産業は地球の真裏まで獲りに行き、
船の上でマイナス60度まで凍結してこっちまで持ってくる。
当たり前のように言っていますが、実は、結構すごいことをやっていて、
この仕事自体が持続可能ではないのでしょうか。
しかし石橋さんらは漁師ではないため、問屋というポジションで考えるのであれば、
買ってから出るまでは、地球に負担をかけないような選択をしていかなくてはいけないのではないかと。
巨大な-60度の冷凍庫が無ければ、いわゆる鮮度というものが維持できないと言うのが、マグロ産業。
そこにすごく矛盾を感じ、であればエネルギーを替えるところから始めようと考えたそうです。
株式会社 三崎恵水産
http://www.misaki-megumi.co.jp/
最終更新日:2022年2月1日