東北大学 大学院 生命科学研究科 占部城太郎さんのインタビュー③「干潟の生き物観察」
今週は、水の中の生きもの 水圏生態を研究されている
東北大学 大学院 生命科学研究科 教授 占部城太郎さんのインタビューをお届けしています。
12年前の東日本大震災で、津波の被害を受けた仙台港。
占部教授たちは、震災前から、そこに点在する8つの干潟で生き物の調査をしてきました。
あの津波を受けて、果たして生き物たちはどうなったのか。
延べ500人もの市民ボランティアとともに、約10年かけて観察・調査を実施、
昨年、まとめて発表しています。
どのように、干潟の生き物を観察してきたのか、伺いました。
占部教授たちは、ご自身も被災していたこともありましたが、
東日本大震災直後は、瓦礫などで道が寸断されていたり、救助や捜索があって、
なかなか海のそばまで寄れずにいる中・・・
2ヶ月ぐらい経った時に、地元の人や知り合いからちょっと海見に来なよ、
と言われて行ってみたら、海の様子が全然違っていたんだそうです。
東日本大震災の巨大津波は、沿岸の風景を大きく変化させましたが、
果たして生き物たちは戻ってくるのか・・・
今回の調査には、市民ボランティアとして、
東京、横浜、遠くは九州の方まで多くの方が参加したそうです。
明日は、津波の被害を受けた仙台湾の干潟の変化についてお届けします。
🌊東北大学 大学院 生命科学研究科 占部城太郎 教授
https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/research/teacher/detail—id-45500.html
https://tohokuecology.jp/aquatic/
🌊今回お話を伺っている調査について
「東日本大震災の津波で変化した沿岸生態系が回復」
🌊東北大学 大学院 生命科学研究科 Twitter(@TohokuU_Lifesci)
🌊東北大学
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/