東京経済大学、 大久保奈弥准教授のインタビュー⑤「サンゴの成長について」
今週も、東京経済大学 大久保奈弥准教授のインタビューをオンエア。
Ⓒ大久保奈弥
サンゴの卵は、どのようにして、大人へと成長していくのか教えていただきました。
Ⓒアトリエ静寂
本当、生き物って、多様な性の形があって素晴らしいと思いますが、
卵の中で見た目はずっと丸いままだったり、すこし細長くなるだけですが、
発生って言って、中に空洞ができる卵、
幼生と、中に空洞ができないものとかにわかれていき、
ふたちのグループに、それが最終的にはサンゴの赤ちゃんになっており、
中身には腸ができていったり、口ができたりします。
触手ができたりっていうふうになり、
すこし細長くなると、私どこに暮らそうかしらっていう感じで、
いろんな自分の住みたい場所を探し始めます。
Ⓒ大久保奈弥
Ⓒ大久保奈弥
岩波書店「サンゴは語る」のページでは、
サンゴの産卵の映像も見ることができますので、こちらもぜひ覗いてみてください。
Ⓒ岩波書店
「サンゴは語る」 岩波書店
https://www.iwanami.co.jp/book/b577719.html
大久保奈弥先生のHP
https://namiokuboanu.wixsite.com/namiokubo
大久保先生は、今回のこの本「サンゴは語る」の印税は、全て、 全国の児童養護施設へ
この本を寄贈するために使われているそうです。
最終更新日:2021年7月5日