東京大学大気海洋研究所 海洋生命科学部門 行動生態計測分野 佐藤克文教授 のインタビュー(5)「バイオロギングについて」
今日は、東京大学大気海洋研究所
海洋生命科学部門 行動生態計測分野 佐藤克文教授 のインタビューをオンエア。
©佐藤克文
バイオロギングは、実は日本発祥といってもいいそうで、
※ 動物の研究は昔から観察を主体に進められてきたが、海の大型動物というのは、
実際に彼らが生息している 外洋で観察し続けるというのは極めて難しくほぼ不可能。
そういった動物の生活史を調べる手段はなかったそうで謎が多く残されていました。
©佐藤克文
1980年代ごろから、そういう動物に観察できないならば、
代わりに装置をくっつけて調べればいい、というのをはじめた少数の研究者がいた。
一番最初にやったのはアメリカ人の研究者。
、生物を表す「バイオ」と記録するという意味の「ロギング」、
この二つをくっつけて「バイオロギング」っていう言葉を作って、
2003年に第一回国際シンポジウムで提案。それ以降、世界に広まっていったそうです。
佐藤克文教授の研究について
http://www.fishecol.aori.u-tokyo.ac.jp/sato/
東京大学 大気海洋研究所
https://www.aori.u-tokyo.ac.jp/
最終更新日:2021年4月15日