番組ポッドキャスト

日本財団 常務理事 海野光行さんのインタビュー①「『海の地図PROJECT』について」

今週は、昨年10月からスタートした「海の地図PROJECT」について、
日本財団 常務理事 海野光行さんのインタビューをお届けします。

©日本財団_海野光行 日本財団常務理事

本日は、昨年10月からスタートした「海の地図PROJECT」について海野さんにお伺いしました。

「海の地図PROJECT」は、予定では2022年度から10年間をかけて日本全国の海岸に続く浅海域、大体水深20mくらいのところを飛行機等を飛ばしてレーザーで航空測量を行っていき、日本の総海岸線、約35.000㎞あると言われているのですが、その90%の「海の地図」の整備を目指すプロジェクトです。
世界的に見ても、人類は陸上の形については精密な調査を行ってきましたが、水の惑星と言われるほどの地球の海の部分の地形については全くと言っていいほど調査がされていなかったのだそうです。
海底地形の把握については、海水の存在が大きな壁となりなかなか進展がはかれなかったという事実があるのだといいます。
それが、航空測量等の測量技術の発展によって正確かつ効率的に浅い海の詳細地形情報を捉えることが可能になったという事で、今回満を持してこのプロジェクトが立ち上がったのだということです。

©日本財団_最新技術(ALB)による海の地図
©日本財団_航空測量について
©日本財団_沿岸の海の基本図 第6337-4(若狭湾西部)より引用
©日本財団

🌊日本財団「海の地図PROJECT」始動
https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/pr/2022/20221024-80874.html

🌊日本財団
https://www.nippon-foundation.or.jp/

今日のインタビューとあわせて、詳しくは
FMヨコハマ「海を守ろう」特設サイトをご覧ください。
https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/