大阪市立自然史博物館 学芸員 中条武司さんのインタビュー④「歩くと音がする鳴き砂の砂浜と、 車が走る事ができる砂浜、石川県の千里浜なぎさドライブウェイについて」
今週は、日本全国の砂を収集している大阪市立自然史博物館の学芸員
中条武司さんのインタビューをお届けしています。
本日は、歩くと音がする鳴き砂の砂浜と、
日本で唯一、車が走る事ができる砂浜、石川県の千里浜なぎさドライブウェイについて
中条さんに伺いました。
鳴き砂っていうのは、その名の通り、踏んだら砂粒同士がこすれあい
特徴的な、キュッキュッってなる砂になります。
砂粒同士がこすれることで音が鳴りますが、
特に石英っていう非常に硬い鉱物がこすれ合う事で鳴るって言われています。
何か固い物、金属同士をこすり合わせるとか、
ガラスをひっかくでるをしているイメージをしてもらえればと思います。
もうひとつ紹介する石川県の千里浜なぎさドライブウェイ。
比較的浜がべたっと広い砂浜で、砂粒の大きさが比較的細かい砂浜になります。
砂粒自体も充填し、細かくて非常に密に引っ付いている
その間にさらに水が入ることによって固くなります。
非常に密につまるような形になるっていうことで、車が走れるくらいに沈まない砂浜になります。
但し、なぎさドライブウェイも、完全に砂が乾いている所、
陸側だったら、車はスタックしてしまって走れなくなってしまいます。
🌊大阪市立自然史博物館
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🌊大阪市立自然史博物館 ミニガイドNo.34「砂浜の砂をのぞいてみたら」
https://omnh-shop.ocnk.net/product/1917
🌊大阪市立自然史博物館 Twitter
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🌊大阪市立自然史博物館学芸員 中条 武司
@nakajotks