番組ポッドキャスト

大阪市立自然史博物館 学芸員 中条武司さんのインタビュー②「砂浜はどうやってできるのか」

今週は、日本全国の砂を収集している大阪市立自然史博物館の学芸員 中条武司さんのインタビューをお届けします。

大阪市立自然史博物館

本日は、砂浜がどうやってできるのかなどについて中条さんにお伺いしました。

砂浜というのは、基本的には波によって砂が打ち寄せられて出来た地形で、砂以外にも礫や石
だったりがあるとのことです。
その砂はどこからくるのかというと大きくは3つほどあり、一番多いものは山が侵食されて川を
とおり海に出て、それが波、もしくは波によってできる流れなどで打ち寄せられてできたもの だそうです。
二番目に多いものが砂浜の周りに山が直接海のそばまで接している場合、いわゆる磯になっているようなところに
波が打ち寄せて削れて、吹き寄せられて砂浜ができるもので、
三番目に多いものが海に暮らすような生き物、例えば貝やサンゴ、サンゴ礁が壊されて、波で打ち寄せられて
砂浜ができる場合。例えば、沖縄みたいな周りがサンゴ礁になっているようなところは、生き物の殻がもとに
なったような砂浜ができるのだそうです。

大阪市立自然史博物館
大阪市立自然史博物館
大阪市立自然史博物館

🌊大阪市立自然史博物館
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/

🌊大阪市立自然史博物館 ミニガイドNo.34「砂浜の砂をのぞいてみたら」
https://omnh-shop.ocnk.net/product/1917

🌊大阪市立自然史博物館 Twitter
@osaka_shizenshi

🌊大阪市立自然史博物館学芸員 中条 武司
@nakajotks

今日のインタビューとあわせて、詳しくはFMヨコハマ「海を守ろう」特設サイトをご覧ください
https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/