国連生物多様性条約第15回締約国会議COP15について 国際自然保護連合 日本委員会 副会長 兼 事務局長 道家哲平さんのインタビュー②「今回のCOP15で議論された内容について」
今週は国連生物多様性条約第15回締約国会議COP15について、
国際自然保護連合 日本委員会 副会長 兼 事務局長の道家哲平さんのインタビューをお届けします。
本日は、会議で議論された内容に関して道家さんに詳しく伺いました。
生物多様性条約というのは、気候変動枠組み条約と一緒に生まれた条約です。
簡単に言うと気候変動枠組み条約は人とエネルギーに関する条約で、エネルギーを使うときのCO2をどれだけ減らせるかというもので
あるのに対し、生物多様性条約は人と生き物、自然に関する条約で、私たちが損失させてしまった自然を何とかしようというための
枠組み条約になっており、2つの条約を合わせて双子の枠組み条約とも言われているのだそうです。
今回のCOP15では「昆明・モントリオール生物多様性世界枠組」と名付けられた、生物多様性について2030年までに
どのような状態を目指して行動していくのかをまとめた世界目標が出来たという部分が一番大きな結果になったと
道家さんは考えています。
🌊国際自然保護連合 日本委員会(IUCN-J)
http://www.iucn.jp/
🌊IUCN-J道家さんによる 「国連生物多様性条約 第15回締約国会議」リポートは
日本自然保護協会のページから!
https://www.nacsj.or.jp/category/iucn-j/
🌊国際連合広報センター 記事:COP15:世界の生物多様性の3分の1を保護する 「歴史的」合意で閉幕
https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/45990/
今日のインタビューとあわせて、詳しくは
FMヨコハマ「海を守ろう」特設サイトをご覧ください。
https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/