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国連生物多様性条約第15回締約国会議COP15について 国際自然保護連合日本委員会 副会長 兼 事務局長 道家哲平さんのインタビュー⑦「生物保護 議論の行方」

今週も、国連生物多様性条約第15回締約国会議COP15について、
国際自然保護連合日本委員会 副会長 兼 事務局長 道家哲平さんのインタビューをお届しています。

ⒸIUCN-J 道家さま

12月のCOP15では、2030年までに、海・陸で、それぞれ3割の保護区、
30%以上の生物を保護する目標の「30 by 30」に合意されました。

今回のCOP15でも、気候変動が大きな話題となりましたが、
保護をするとき、世界では、かつての環境、そこに暮らす生き物たちを戻そう
という傾向はあるのか、伺いました。

大事なアプローチが3点あるそうですが・・・
詳しいインタビューは、画面下のポッドキャストから!👇

ちなみに、道家さんのお話に出てくる「IUU漁業」とは、IUU:Illegal, Unreported, Unregulated。
いわゆる密漁だけでなく、不正確および過少報告の漁業、旗国なしの漁船による漁業、
地域漁業管理機関の対象海域での、認可されていない漁船による漁業も含まれます。

気候変動もあり、海の魚たちは移動していきますが、
その場の生き物の種類が変わってしまったとしても、
海洋生物が暮らしやすい環境を作っていく、守っていく事が大切なんですね。
温暖化対策として、今、ワカメや海藻などを植樹するブルーカーボンが注目されていますが、
そのウミクサや藻場を作るのも、海の生き物にとって快適な場になっていく事が大切とされています。

©IUCN-J_日本語high

🌊国際自然保護連合 日本委員会(IUCN-J)
http://www.iucn.jp/

🌊IUCN-J道家さんによる 「国連生物多様性条約 第15回締約国会議」リポートは
日本自然保護協会のページから!
https://www.nacsj.or.jp/category/iucn-j/

🌊国際連合広報センター 記事:
COP15:世界の生物多様性の3分の1を保護する「歴史的」合意で閉幕
https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/45990/