国立科学博物館 動物研究部 脊髄動物研究グループ 田島木綿子さんのインタビュー⑧「海を守るためのアドバイス」
今週も、これまで2000体以上、海岸にストランディングしたクジラやイルカを解剖してきた、
国立科学博物館 動物研究部 脊髄動物研究部 田島木綿子さんのインタビューをお届けしています。
2週に渡って伺ってきましたが、最終日の今日は、
私たちが海を守るために、どのような活動をすればよいか、田島先生からのアドバイス。
今回、8月に小田原の石橋にストランディングした「アカボウクジラ」のオスについて
お話いただいてきましたが、
田島先生から、1996年に秋田でストランディングしたオウギハクジラの胃の中から見つかった
ゴミの写真もお借りしました。
今から26年も前のクジラのお腹のごみですが、抱えられるくらい大きな袋の中に、よく見ると
ペットボトルのようなもの、ロープのようなもの、ビニールシートの切れ端のようなものなどたくさんあります。
ここ日本近海には、多くのクジラが生息し、世界を回遊しているものもいるだけに、
海へのごみの流出、少しでも減らしていきたいですよね。
🌊国立科学博物館
https://www.kahaku.go.jp/index.php
🌊国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 田島 木綿子先生
https://www.kahaku.go.jp/research/researcher/researcher.php?d=yuko-t
🌊田島先生の著書「海獣学者、クジラを解剖する」
https://www.yamakei.co.jp/products/2820062950.html
🌊サンゲツ×国立科学博物館 コラボレーション
壁紙コレクション「DAY AND NIGHT SCIENCE MUSEUM」の「WHALES AND DOLPHINS」について
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