国立科学博物館 動物研究部 脊髄動物研究グループ 田島 木綿子さんのインタビュー②「アカボウクジラについて」
今週は、8月20日に小田原市石橋の海岸にストランディングした「アカボウクジラ」について、
国立科学博物館 動物研究部 脊髄動物研究部 田島木綿子さんのインタビューをお届けします。
本日はアカボウクジラとは一体どのようなクジラなのか、田島先生にお伺いしました。
正式には「アカボウクジラ科」の「アカボウクジラ」が今回ストランディングしたクジラで、
「アカボウクジラ科」にはほかにも種類があるのだそうです。
この科に属するクジラは大体が深い場所にいるイカなどを好んで食べ、大陸棚と呼ばれる棚のような深い海を
好むので生息場所は他の種類に比べて限定されてしまうのだそうです。
深い場所を好む為、調査のスタッフや田島先生もあまり遭遇したことが無く、
まだまだ生態が分かっていない種類のクジラであるとの事でした。
🌊国立科学博物館
https://www.kahaku.go.jp/index.php
🌊国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 田島 木綿子先生
https://www.kahaku.go.jp/research/researcher/researcher.php?d=yuko-t
🌊田島先生の著書「海獣学者、クジラを解剖する」
https://www.yamakei.co.jp/products/2820062950.html
今日のインタビューとあわせて、詳しくは
FMヨコハマ「海を守ろう」特設サイトをご覧ください。
https://kanagawa-mamorou.uminohi.jp/