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国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 研究主幹 田島木綿子さんのインタビュー③「海の哺乳類の標本数」

今週は、山と渓谷社から出版されています、
「海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること」の著者
国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 研究主幹 田島木綿子さんのインタビューをお届けしています。

写真:上重泰秀


田島先生たちは、研究のため、標本づくりをされているそうです。
国立科学博物館に、海の哺乳類の標本がいくつあるのか、伺いました。

©国立科学博物館
シロナガスクジラの赤ちゃんの軟骨 ©国立科学博物館


骨を標本にするのに、煮るそうですが・・・
海の哺乳類の場合は、ひと肌くらいの温度で、まず1、2週間で煮て、
さらに、油脂成分を抜くために60度くらいの温度で1、2週間煮るんだそうです。
結構時間がかかるんですね。

骨標本の作り方については、田島先生の著書『海獣学者、クジラを解剖する』でも
詳しく説明されているので、ぜひ チェックしてみてください。

Ⓒ山と渓谷社


山と渓谷社 「海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること」
https://www.yamakei.co.jp/products/2820062950.html

国立科学博物館
https://www.kahaku.go.jp/

田島先生のページ
https://www.kahaku.go.jp/research/researcher/researcher.php?d=yuko-t