国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 支援研究員 塩﨑 彬さんのインタビュー③「イルカ、クジラの臓器に住みつく寄生虫の種類」
今週は、海洋生物と寄生虫について、
国立科学博物館 動物研究部 脊椎動物研究グループ 支援研究員 塩﨑彬さんのインタビューをお届けします。
今日は、人間よりも大きな体を持つイルカ、クジラたちの臓器に住みつく寄生虫には、
どんなものがいるのか、伺いました。
クジラの腎臓にいる10mの線虫、シロイルカの胃にいるアニサキス、ザトウクジラについていたフジツボ …
海に暮らすイルカ、クジラの体内や体の表面にいる寄生虫を研究するには、
現在、ストランディングした巨大なその体を解剖するしかないという、なかなか難しい分野なんだそうです。
そこで、塩﨑先生たちは、ドローンを使って、海でクジラが吹き上げるブローを採取して
病気や、寄生虫、DNAなどを調べる「三宅島クジラ鼻水プロジェクト」を、
READYFORのクラウドファンディングとして立ち上げています。
三宅島に、今頃から姿を見せ始める巨大な海洋生物、ザトウクジラの生態に迫るプロジェクト。
12/23まで募集中! 詳しくは下記のリンクからご覧ください。
🌊三宅島クジラ鼻水プロジェクト
https://readyfor.jp/projects/miyake-whale-blowpj
🌊国立科学博物館
https://www.kahaku.go.jp/
最終更新日:2022年12月8日