国立研究開発法人 海洋研究開発機構 JAMSTEC 藤原義弘さん のインタビュー(5)「調査をしてきて驚いたこと」
今週も、東日本大震災後、
「東北マリンサイエンス拠点形成事業」として東北の海を調査されている
国立研究開発法人 海洋研究開発機構 JAMSTEC 藤原義弘さん のインタビューをオンエア。
2011年から、東北の海底に沈む震災ガレキの調査をしてきた藤原さんが
調査をしてきて驚いたことについて、伺いました。
驚いたことは、大きく2つ。
1つは、海底にこの震災そのものではないはずのかなり古い船や、
大きなコンテナに出会う時がある。
そこでは人工物もある意味シェルターになっていて、
周りでは見かけないサイズの魚などがたくさんの数がいたこと。
もう1つは、2019年が最後の調査の時に
前の年にはなかったところに、信じられないくらいの瓦礫の量が突然現れた。
瓦礫はまだまだたくさんあって、まだまだ、動いていることがわかったこと。
今年で10年がたって、
海底にはまだまだゴミがたくさんあって、そのゴミはまだまだ動いている。
それによって苦労されている漁業者さんがいると思うと、
引き続き、海をウォッチして、少しでも地元の漁協者さんたちの
サポートができればよいのではと思います。
藤原さんたちの研究・調査結果については、
「東北マリンサイエンス拠点形成事業」のホームページから知ることができます。
ぜひ、ご覧になってみて下さい。
「東北マリンサイエンス拠点形成事業~海洋生態系の調査研究~」
http://www.jamstec.go.jp/i-teams/
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